整体学校 - 沖縄整体専門学院

日本セラピスト認定協会
認定校の沖縄にある
整体の学校

出竹麻里さん

出竹麻里さん
出身地
東京都
 
専攻
タイ古式マッサージ科
 
現在のお仕事
ザ・ブセナテラス(恩納村)内での
ボディートリートメント業務
 
 

自立したかった

移住歴8年の出竹さんは語る。

「大学を出て、しばらく実家の事業(塗装業)を手伝っていましたが、いつも『このままじゃいけない気がする』と感じていました。親の庇護のもとで世間知らずのまま、ぼんやり過ごす毎日がたまらなく嫌で、とにかく自立したかった。若いうちに色々な世界を見ることはいつか役に立つはずだから、と親を説得しました。移住先は沖縄でなくてもよかったのですが、寒いところが苦手なのと、花粉症がひどかったこともあり、友達のいるコザをえらびました。本当のところは一度は東京から出てみたかっただけなんです。今思えば、若気の至りですが(笑)」

これまでのお仕事

移住先に沖縄を選んだ出竹さんのお仕事は、レストランの皿洗いから始まり、タイ古式マッサージ店の受付→琉球ガラス職人見習い→バーの経営と、なかなかカラフル。

バーの経営までしてたんですね。

「もともと人とお話をするのが好きで、友達のバーのお手伝いでカウンターにはいることもありましたし、コザのディープなバーを巡るのも好きでした。たまたまお店をやらないか、というお話があったので、軽い気持ちでハイと手を上げて。でも昼は職人、夜は接客とかけもちなので結構ハードでした。始めた当初は後悔しましたね(笑)」

 

タイ行きを決意

2年ほど昼夜兼業を続けた出竹さんは移住6年目に転機をむかえる。

「私の勤めていた琉球ガラスの工房ではガラス吹き体験を観光客向けにやっていました。普段は窯の前で黙々と商品を作っているのですが、時折いらっしゃる体験のお客様を接客している時間がとても楽しかったのです。夜は身体がきついのですが、バーカウンター越しにお客様とお話していると昼間の疲れを忘れることができました。次第に物を相手にするよりも、人と接する仕事のほうが自分に向いているのではないかと思うようになったのです。あと、実家の仕事が職人さんをたくさん雇用していたので、私は子供の頃から職人さんに囲まれて育ちました。‘手に職‘系の人たち独特のプライドある佇まいをみて、いつかは自分も職人になりたいと思っていました。それで、身体に無理なく、職人というプロフェッショナルな仕事と接客業を両立できる職業を探しはじめました。」

あるとき、かつて受付をしていたタイ古式マッサージのお店のことを思い出したという。
この業界なら資格を取り、手に職をつけ、人と接する仕事にも就くことができる。
店長からお話を聞き、タイで学べる学校を紹介してもらった。

軌道にのり始めたバーも続けたかったが、移住当初の「いろんな世界を見てみたい」という気持ちが勝り、資格を取るためにタイ行きを決意したという。
東京整体医学院タイ校で2週間研修をし、沖縄校で6ヶ月間テクニックを学んだ。

 

タイ校はいかがでしたか

「タイは沖縄と気候風土が似ているので、生活はスムーズでした。フルーツもテビチ料理も沖縄にそっくりで、なんといっても物価が安いのには助けられました。授業は日本語の話せるスタッフが常駐していたので言葉の問題もなく、あっという間に過ぎてしまったという感じです。」

今のお仕事はいかがですか

「今の職場は学校から紹介してもらいました。高級なホテルですので、お客様は人生経験が豊富な方が多く、会話が楽しいですね。先日は、世界中のマッサージやエステを経験されているという方から、インドネシアとスペインのマッサージのお話を聞かせていただきました。‘トリートメントグルメ‘なお客様が多いので、とても緊張しますが楽しく働ける職場です。」

沖縄生活を聞かせてください

家賃は2DK(12畳・10畳・キッチン)3万2000円。沖縄市でネコと暮らしている。

滝つぼでできた天然のプール

食事は自炊。「近所に市場があるので、食材が安く手に入ります。日替わり弁当を買うときもありますが、おかずが8品入った立派なもので300円ほど。だいたい月7万円で生活できています」

クルマは中古の軽自動車を10万円で入手。「沖縄は中古車が安いですね。今の車は5年乗ってます。ガソリンも安いから助かります。」

休日の過ごしかたは「バイクで走りまわっています。北部のジャングルに滝つぼでできた天然のプールをみつけたので、夏はそこで過ごしています。今年はサーフィンに挑戦する予定です」

 

沖縄に住まわれる方へのアドバイス

沖縄移住歴の長い出竹さんから、移住される方に何かアドバイスはありますか。

「どこに住むのも同じですが、郷に入れば…の言葉通り、環境に自分を合わせられる柔軟性は必要ですね。最初のうちは『内地だったらありえない』話もたくさんあって面食らうこともあるかとおもいますが、そういうエピソードはいつか笑い話になりますよ。移住して1年たつと、『内地のほうがありえない』に変わってきますから。今は東京に帰ると、満員電車が怖いです。(笑)

あと、最初の冬はとても暖かく感じるとおもいます。1月でも暖房がいらないので。でも、2年目からは身体がこちらに順応するのでけっこう寒いです。ヒーターは捨てないほうがいいですね。」

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